ボタンがパックリ

洗濯物を干しているときに、シャツのボタンが割れてしまっているのを発見。
やっぱりネットに入れないとなぁ……と後悔先に立たず。
夏日になるのかな? なんて夏っぽい陽気に汗をかきながら、吉祥寺のユザワヤ(巨大! な手芸店、というか手芸用品寄りの東急ハンズみたいなもの)へ。

キャラクターグッズのコーナーや、模型や工芸の材料のフロアには男性や家族連れも多いけれど、手芸小物のコーナーとなるとやっぱりほとんどは女性だ。
坊主頭の男がちっちゃなボタンを探したり選んだりしているのは、ちょっと違和感もある(っていうか、少なくとも滑稽だよね、きっと)。
でも、じつはこの売り場にはよく来る。
新しいシャツを買ってくると、とっととボタンを別のものに取り替えちゃうことがあるからだ。
ワイシャツのボタンをプラスチックから貝ボタンに交換したり、ジャケットのボタンを同じプラスチックにしてもマットな質感のものに置き換えたら、それだけで印象はグッと変わってくる。
あるブランドの同じようなボタンダウンを何枚か持っているけれど、ビスブランドの方のボタンを水牛に取り替えたら、そっちの方がなんだか高そうに見えたりするから不思議。
そんなことで自己満足できちゃうんだから、なんともお手軽(&チープ)だよなあ。
今回買ったちっちゃなちっちゃなプラスチックのボタン。一つ38円也。

それから映画でも見ようと思ったのだけれど、時間が合わなかった。ひさしぶりにやきとりの「いせや」へ。例によって脂身までおいしいやきとりを堪能。
日曜日ということで、カップルばかりが目立つのにはタメイキ。
そのあと無印良品に行ったけれど、お目当てのスケジュールノート(4月から始まるバージョン)は売り切れ。
「これの在庫はありませんか?」と店員にたずねたら、「ここに出ていなければないんですけど〜」と、体中の穴っていう穴からいろんな気体がだだ漏れになってるような、へにゃへにゃと中途半端な受け答えをされる。
「“けど”なんなんだっ! 接続詞の後を省略するなっっ!!」と頭にきたけどまあいいや。もう無印で買い物なんてしないから(でもそのノートは欲しい)。
ちょっとプリプリしながら衣類のフロアに移動。
インド綿のTシャツ、2,000円近くする「けど」、いい感じのデザインで肌触りもいい。
そういえば、ユニクロの服地のコットンはどうしてああおしなべて肌触りが悪いのだろう。
そのインド綿や、さっきのユザワヤの反物コーナーにあったオーガニックコットンの正反対のグシグシ、キシキシした感触は、洗濯を繰り返してもそうそう無くなってはくれない。
農薬山盛りだから? ……こわい考えになってしまった(あ、なつかしい言い回しを使ってしまったぞ。使ってしまったったら、使ってしまったんだったら)。
同じフロアでベルトをながめていたら、「ヌメ皮」って字面と語感が不意にツボってしまい、必死に笑いをこらえる。なんだか椎名誠のSFにでてくる擬態語とか嘘動物の名前みたいだ。
でも、メンズのベルトが90センチまでしかないっていうのは狭量だよなあ。それこそユニクロだってもっと長いのに。

それにしても、「ぼのぼの」はどうしてあんなに絵柄が変わってしまったんだろう。
絵柄だけじゃないけどね。昔はあんなに面白かったのに。