当blogは、2004年いっぱいで更新を終了しました。

「ゴジラVSキングギドラ」★1/5

現在と未来をいったりきたりするストーリーの枠組みはともかく、エピソードの組み立てが杜撰すぎて、物語世界に入っていけなかった。SF考証だけにとらわれて、物語をどうこう言うのはナンセンスにしても、それ以前の問題が多すぎる。 例えばラブストーリーが…

ゴジラはこんなに前から死んでいた

■「ゴジラVSスペースゴジラ」★1/5 東宝は、小遣い銭稼ぎでやっているホームセンターや住宅展示場の宣伝にはどんどんゴジラを使うけれど、結局のところゴジラに対する愛情なんて全く持っていないんだろうな、と思った。長年子供相手のビジネスをやってきてい…

「私たちは小美人です」

■「ゴジラVSモスラ」★2/5 シナリオの完成度は高い。でも、それは雑誌「シナリオ」的評価軸での話で、ゴジラとしては問題外。離婚夫婦、環境問題や不動産開発、そういったイマドキのアイテムで組み立てるのは「火サス」「Vシネ」的アプローチ。大森一樹は永遠…

「ゴジラVSビオランテ」★2/5

初代『ゴジラ』でも、正義の味方のゴジラでもない「新しさ」への挑戦は評価。しかし、大森一樹は「日本の怪獣映画」「怪獣映画としてのゴジラ」、それぞれの中での「ゴジラ」のポジショニングを見誤った、あるいは過小評価していたのではないだろうか。たし…

シリーズ中一番存在感が薄い「ゴジラ」

■「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」★1/5ゴジラが正義の味方になるのも、ミニラが登場するのもまあいいとして。 ※以下はネタバレ

わらわら出てきました

■「怪獣総進撃」★2/5シリーズの衰退を考えると、前作の「怪獣島の決戦」からゴジラ出現がルーチンワークになっていたことが容疑者Aだとしたら、怪獣をたくさん出しとけばいいだろう、という浅薄なビジョンが容疑者B。怪獣映画でもSFでもない、ただの怪獣プロ…

台風のようにやって来るゴジラ

■「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」★2/5 ミニラのことをいう前に、冒頭のゴジラの「パッチリお目々」でテンション急降下。平成ゴジラでさえやらなかったなんともわかりやすい造型は、誰が必要としたんだろうか。 そして、冒頭の哨戒機(?)の搭乗員。ゴジラに…

「卒業」★3/5

この映画を「名作」ってスタンスで捉えることには、大きな声で「ノー」を。とはいうものの、「アメリカン・ニュー・シネマ」という存在、ムーブメントが、この時代にどんなふうに存在したのか、ということも合わせて考えないといけないのだろう、とも思う。…

過去分アップ

1109(火)分更新 「民度が高くて低い国、アメリカ」 ブッシュとパリス・ヒルトンについて謝っているアメリカ人の話とか 1110(水)分更新 「[[キッコロ]]と[[モリゾー]]」 愛知博で盛り上がっていたり、ラブホテルがなにかとスゴイことになっている名古屋の…

アルファロメオ・スパイダーデュエット。「卒業」の重要なアイテム。 この映画の効果もあって、オールド・アルファの中でもとりわけ高値が続いている人気車種。

キッコロとモリゾー

名古屋日帰り出張。 いつのまにか駅前に巨大なビックカメラができていた。 初代のセルシオが駅のロータリーに路上廃車されてるのはなんとも名古屋。 それにしても街中いたるところにキッコロとモリゾー。 どうやら愛知県では本気で愛知博を大成功させるつも…

男のアコガレ(ホントか?)「H2」を車屋さんから借り受けて撮影場所に。 戻ってきたら、店頭にランボルギーニ・ディアブロが並べられていた。 カメラマンと二人、スーパーカー小僧になってしまう。

民度が高くて低い国、アメリカ

アメリカでこんなサイトが人気を集めているらしい。 世界のみんな、ホントにごめんなさい─海外ボツ!News 「Sorry Everybody」というこのサイト、大統領選挙の結果について、世界の人々に対して引け目や負い目を感じているアメリカ人が、謝罪メッセージを手…

子供はズルイよな〜、とか思いつつも、やっぱり目が引きつけられてしまったのはコレ。

働くクルマ&オジサンの東京モーターショー

99年から「乗用車・二輪車」と「商用車」の隔年開催になった東京モーターショー。今年は「商用車」の年で、今年から名称が「働くくるまと福祉車輌」と改められている。 これは、「福祉車両」「交通安全」「環境技術」というショーのコンセプトをはっきり打ち…

ヘルメットまで作ってあった消防士。これも“コスプレ”? あ、でもミニスカ・ファイアファイターじゃなかったです。エナメルでもないし。 (日野自動車のブースで)

映画宣伝というネタバレビジネス

映画をテレビや雑誌で宣伝するとき、興味を引くためならどんなテも使うのもアリなわけで、その中には『「パニックルーム」★2』で触れたようなストーリーの山場までを明らかにしてしまう手法もあるし、ある層の人たちの共有認識を刺激する方法もあります。 続…

映画会社の宣伝マンに「クマちゃん体型」の人が多かったのは、「お母さん」対策だったらしいです。体大きい人がタイプだったみたいですから(シュワちゃんとかセガールとか……)

ロリコンおじさん

……っていうのは、のび太くんの友だちの出木杉くんの部屋の本棚に並んでいた本のタイトルだったりもしますが。さて、例の「農家」が差別語扱いのクライアント(「「農家」差別」)の仕事で、また言葉の問題で面倒なことになってしまった。 とはいうものの、今…

絵本というと、何を連想しますか? 僕は「ぐりとぐら」「スーホの白い馬」それから「しろいうさぎとくろいうさぎ」ってところかな。あと「11ぴきのねこ」も。 写真は例によってGoogleさんの仕事。でもこの写真……ちょっとイタイような気もするけど。

ボートはボート、ファックはファック。そして戦争は……

イラクの戦況が激しくなって以来、自衛隊が活動を大幅に縮小したこともあってか、イラクの自衛隊関連のニュースはあまり見かけなくなっている。もっとも「自国が支給した武器で武装したゲリラに軍が襲撃を受けた」なんてニュースが事実上の検閲を受けてしま…

過去分アップ

1025(月)分更新 「『パニック・ルーム』★3」 フィンチャーとしては期待はずれだし、とてもじゃないけどヒッチコックに届かなかった「パニック・ルーム」の話とか 1026(火)分更新 「突発性個人的食中毒」 寿司ネタの青柳でとんでもないことに……グロにつき…

シネスケ:コメント投稿

「Wの悲劇」★3(訂正・再投稿)「パニック・ルーム」★2(加筆改稿) 「「美女と野獣」へのネタバレ投票について」で触れたコメンテータ・奈美さんのあらすじについて、彼女のHPに出入りしたことが少しあったというだけで図々しくもメールで同じような内容を…

こんな「事件」もあったりした米大統領選。どうなるんでしょうか? いまのところ……ブッシュ有利、みたいに聞こえてきてますが……

過去分アップ

1018(月)分更新 「駆け込み結婚指輪奇譚」 結婚した高橋克典が「たまたま」幸運が重なって購入できたカルティエとハリーウィンストンの指輪のナゾとか

突発性個人的食中毒

以下、グロ系の話なので、これから食事の方、食事をしたばかりの方は止めといた方がいいです、ゴメンナサイ。 まだ暗かったから朝の3時過ぎくらいだと思う。何か楽しい夢を見ていたようだ。とにかく楽しい気分だったことだけは覚えている。 ところが、せっか…

「青柳」という名前も寿司屋の符丁。 「むらさき」とか「あがり」といった便宜的なものではなくて、ムード的な言い換えってところか。 だって、「バカ貝」とは言いにくいもんね。同じような言い換えに「駒ウニ」っていうのがあります……「エゾバフンウニ」の…

「パニックルーム」★2

「デヴィド・フィンチャーだったの?」と、まず驚いた。今までは強烈な演出に何度もノックアウトされてしまったけれど、この映画にはそういう直球のドギツサは見つけにくい。演出手法が洗練されたとは言えるにしても、これって一応スリラーなわけで……。 - や…

「すてきな三にんぐみ」、泥棒なんだけど、それはそれは「すてきな」お話しの絵本です。すてきな三にんぐみ (ビッグブック)