それが戦争でしょう

アメリカ軍のイラク兵捕虜虐待が話題になっている。
もちろん許されることじゃない。
でも、今さら何言ってるんだ? というのが正直な感想。

戦争なんてものは、所詮ああいった野蛮で残虐な行為の訳で、だからこそやっちゃいけないはず。
今になって「米軍の非道を……」とか言っている人は、そもそもアフガン攻撃に、イラク攻撃に反対していたのか?
何しろ大朝日までがアフガン攻撃に賛成していたようなインチキな国だから、アメリカ隷従の奴隷根性と、表面的な感傷でしか物を言えないんだろう。

だいたい、終戦したなら捕虜は解放しなきゃいけないのが国際法アメリカはアルカイダを含む捕虜をまだ手の内に置いておきたいから「戦闘終了宣言」なんてインチキ演説をブッシュがしてたわけで、そもそもの問題は、どんな虐待が行われているかではなくて、今もって戦時捕虜がいる状況が問題のはず。

もっとも、米軍の戦死者は「戦闘終了“後”」の方が戦闘中よりも多くなっちゃっているわけだから、なし崩しで戦時中、ってことなのかもしれないにしても。

アフガン攻撃を容認していた人たちが、イラクになった途端に反戦になったのが不思議。
アフガニスタンのときから反戦平和を言っていた人じゃなければ、今のイラクをどうこう言う資格はないと思う。もちろん、「反日」の隠れ蓑に「反戦」を利用してる連中は問題外だけど。