「モンキーターン」

波多野〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
なんてうらやましいヤツだ(週刊少年サンデー今週号)。

個人的にはみっちゃんの方が好きだけど、波多野にはやっぱり青島が似合うんじゃないだろうか(大穴で小池さんの娘って線もあったかもしれないにしても、あっちは和久井さんか?)。
澄はどうする? って話はあるにしても、命のやりとりをしてるような場所にいる波多野には、家事手伝いの澄はファンシーでナイーブすぎると思う。
でも、これで澄と別れるようなことになったら、波多野は三茶商店街に帰れなくなっちゃうね。

前に「[life] ひとめぼれ」でも書いたけど、こういう「トキメキ」みたいなことが、本当にうらやましいというか、今ではすっかり「かつてそこにあった憧憬」になっちゃってるのが悲しい。
でもまあ、そんなことが“過去には”あっただけまだマシか、って気もする。
そんなことがなかったばっかりに(?)フィリピンパブのお姉ちゃんに入れ込んじゃうお父さんの話、っていうのは月並みなくらいによくある話だし、お母さんたちもスポーツクラブのインストラクターと不倫に熱を上げちゃうし、なんて話はそのときにも書いたとおり。

自分のおなかがまったいらで、お尻の両脇のくぼみがもっと大きかった頃、そういう奥様たちとそういう経験ができてたらなあ……なんて妄想には素直に憧れちゃうけれど、フィリピンのお姉ちゃんとどうこう、っていうのはまるでピンとこない。
それよりもなによりも、一番恐ろしいのは、自分の配偶者なり恋人が、インストラクターくんと関係持っちゃうなんて暗黒妄想だよなあ、やっぱり。
そういう形で裏切られるのは悲しすぎる。
そして、「若さ」には確実に負けてしまう「老い」が、既に自分の中に確実に存在してしまっているという事実が、僕を余計に悲しませ、そして焦らせる。

これからの人生、得るものよりも失うものの方がどんどん増えていくんだろう。
それでもなんでも、誰かから、ましてや自分の身近にいる誰かから何かを奪うようなことだけはしたくない。そんなことをするくらいなら、進んで何かを失ったほうがマシかもしれない。本当にそう思う。

でも、今回の「衝撃の告白」よりは、握手事件のときの「ギュッ」の方がドキドキしたかな。