ラブランド・ヒートアイランド

それにしても暑い。
これまでの東京の最高気温、94年8月4日の39.1度を7月中に更新と、なんともイヤな予感のする熱暑になった。

ちなみに、その「8月4日」は僕の誕生日。記憶にある限りではこの日に雨が降ったことはないし、ほとんどが真夏日だった記憶がある。
というわけで、ことしも8.4は雨のない暑い日になるでしょう(……さてどうだか?)

スバルレガシィという車は、とにかくいろんな困ったところを抱えている(そしてそれを補って余りある魅力を持っている)車なんだけど、その一つに熱害がある。
NAでこうなんだから、ターボはどうするんだ? ってくらいにすぐに水温系がギューンと急角度に持ち上がる。
なにしろ、近所の買い物に行って帰ってきただけでファンが止まらなくなるんだからたまらない(去年冷却系のオーバーホールをする前はもっとひどかった)
あんまり景気良くブンブン回ってるのでちょっと心配になり、ボンネットを開けてみたら……なんと、ガソリン臭い!
一見したところなんでもなさそうだから、おそらくはブローバイからだったと思うのだけれど、とにかく心臓に悪かった。
いくら暑くてもこんなことになったのは初めてだったから、やっぱり「史上最高」の気温だったんだろう。

この猛暑の原因はいくつか考えられているみたいだけど、「トウキョウ・ウォール」なんて言葉で解説しているテレビ番組があった。
曰く、湾岸に立ち並んだ多くの高層ビルが、海風を遮ることによって、例えば熊谷よりも暑い都心部を演出している、ということらしい。
……ということは、東京の以上高温の原因は汐止に移転した電通博報堂が一役かっているってことになる。
まあ日本に起こる災いの大半は電博がかんでいると思えばそうそう間違っていないから、あの連中がまたやらかしてくれた、ってことなんだろう。

追記

20日から20日にかけては、なんと30度超のまま夜になった。これも観測史上初だったそうだ。
25度超が熱帯夜ならこれは何と呼べばいいんだろう。 超熱帯夜? っていうか暑い系、みたいなー。

湘南に住んでいた二年前までは、夏というと海で花火でサザンだったけど、東京に引っ越してからはどうにも夏の風物詩に乏しい。あの頃は、夏の三点セットは家を出て角を曲がっただけで全部あったのに。