ニセ・ボーカリスト

例によってTさんに、スタジオに集まって演奏してからBBQ、というわけわかんない集まりに誘われる。
鶴見の花火大会が見られるらしいから、よく考えないでついていく。

環七で待ち合わせ。
今回の集まりのためにわざわざ大阪から車でやって来たCさんの車に乗せてもらう。
アコード・ユーロRのマニュアル、というとんでもない硬派の車を遠距離ドライブしてきた彼の足下は……サンダルだった。ここにまた一つ、大阪人最強伝説が補強されたのだった(ごく個人的にだけど)

しばし南下、第二京浜を目指す途中、若林交差点付近でキャンディミルキーさんとすれ違う。
彼を知らない人はイメージ検索でちょっと調べてみてほしい。巻き毛のヅラにフリフリのドレスを着ているオッサン、それがキャンディミルキーさんです(ドンピシャリの画像がみつからないのでリンク先は書きません)
いいですか、想像してみてください。この人がスーパーカブに乗って環七外回りを激走しているところを!
いやー。のっけからとんでもない場面に出くわしてしまった。

ゆるゆると鶴見着。
レンタルスタジオを豪勢に貸し切って、ベンチャーズを中心にセッション、またセッション。
何しろベンチャーズだからバンドマンたちの年齢はかなり上。そして、腕前もかなり上。楽器はみんなモズライト! なんだかとんでもないところに来てしまった。

そして、問題の写真。
件のCさんの趣味で、やや時代が下がったバンドのナンバーを何曲か演奏する。ボーカルがいないよねー……なんて話にヒョイヒョイ飛びつくところがまた僕の不躾で無遠慮なところ(いつものことだけど)
オリジナルを聞いたこともないのに図々しくも歌っちゃうんだからなんともインチキな奴、と我ながら思う。

花火BBQは……文字通り雨のため水入り。不完全燃焼の一日だった。

次はちゃんと歌うぞー! ……っていうか次があるのかどうかわかんないけど、とにかく歌詞の載ってるサイトをプリントアウトしてみた。
一体どのバンドの曲だったと思います?(Tシャツはヒントになりません)