機長、Good job!

台風とすれ違いで帰京。
羽田発の飛行機が到着しないので、出発はベタ遅れになる。

羽田にアプローチに入った777が、急に出力を上げて上昇を始める。
「?」と思う間もなく上昇旋回しながら横浜通過。
ここでやっとアナウンス。「横風が強いため着陸を断念。再アプローチします」

もう一度TDRを眺めながらアプローチ。
どうもさっきより風が強いんじゃないか? ハイテクジェットの777が、雲海に突っ込んだYS-11のようにガタガタ揺れる。主翼のフラップは絶えず微調整を繰り返している。
しかし、気がついたら滑走路の上、といった調子で着陸は成功。車輪が設置したことがハッキリわからないくらい、そのくらいずっと揺れ続けていたのだ。

なんと日付の変わる頃に到着したので、電車は終了。タクシーで帰宅するしかない。
空港ロビーでは毛布の「配給」が始まっていた。

建物の外に出る。
タクシー乗り場の誘導のおじさんたちが、中村ゆうじの強風のパントマイムのようになって歩いている。
こんな強い風であんなにスムーズな着陸をしてくれた機長に、感謝!

で、乗ったタクシーが、当然のように首都高に入る。
そのつもりだったからよかったんだけどさ、いつからタクシーは高速道路がデフォルトになったんだ?
その運転手、案の定というか目的地で道を間違い、一方通行にハマって10分以上時間をロス。

まあ、そんなもんでしょ。