ロリコンおじさん

……っていうのは、のび太くんの友だちの出木杉くんの部屋の本棚に並んでいた本のタイトルだったりもしますが。

さて、例の「農家」が差別語扱いのクライアント(「「農家」差別」)の仕事で、また言葉の問題で面倒なことになってしまった。
とはいうものの、今回はずいぶんと平和(?)な話。

僕はよく図書館に出かけるのだけれど、行ったら必ず児童図書館の方ものぞくことにしている。
なんとなく絵本をながめていることもあるし、今日のように「チョコレート工場の秘密」とその続編「ガラスのエレベーター宇宙にとびだす」を探しに行くこともあったりする。

そんな話をコラムに書いたら、思いっきり赤字が入っちゃったんですね「児童図書館」に。

赤字に曰く「大人の男性が“児童図書館”をうろうろしているのはおかしい」

はぁ……そうですか。
じゃあ僕みたいに貸し出しまでしてもらってる成人男性はヘンタイ? 変質者?

で、なんと修正されていたかというと、→「絵本図書館」

その会社が用語にパラノイアックなことはもうウンザリするくらいわかっているから、もう何も言わないことにした。
でも、真っ当な大人が“児童”図書館を歩けないような社会なんて、ひどい暗黒社会だよね。


チョコレート工場の秘密 (児童図書館・文学の部屋) 

ガラスのエレベーター宇宙にとびだす (評論社の児童図書館・文学の部屋)

ガラスのエレベーター宇宙にとびだす (評論社の児童図書館・文学の部屋)

絵本を借りてくるのはまるで平気だけど、資料用に「コバルトシリーズ」を借りてくるときはちょっと恥ずかしかったかも。
でも、百何十人待ちで「号泣する準備はできていた」を予約する方がよっぽど恥ずかしいような気もする。
でも、物理的な問題として順番の最後の方の人はいつになったら借りられるんだろう。