「チョコレート工場の秘密」と「007」の意外な繋がり

ヴァン・ヘルシング」で一番気に入ったのは、じつは主人公やヒロイン、そして敵ボスの衣装デザインなんだけど、この映画の衣装:ガブリエル・ペスカッチは、来年公開予定の「チョコレート工場の秘密」の再映画化でも衣装を担当するようで、今から楽しみ。

今のところIMDbに記載されている原題は「Charlie and the Chocolate Factory」。
監督はティム・バートン。謎の社長ワンカ氏にジョニー・デップ

1971年に「夢のチョコレート工場(Willy Wonka & the Chocolate Factory)」というタイトルで映画が公開されているけれど、日本ではロアルド・ダールの原作児童文学「夢のチョコレート工場Charlie and the Chocolate Factory)」が有名なこともあってか、バートン版がメディアで紹介されるときも一般に「チョコレート工場の秘密」と紹介されている模様。

なんと驚いたことに、この原作者のロアルド・ダールは「007は二度死ぬ」の脚本家だった。
このひとのダークというかブラックな「ジョーク」という芸風で作られたのが「つんつるてん着物のボンド」だとしたら、まああれもアリかな……という気がしてきちゃうのが不思議。
チョコレート工場の秘密」の原作ファンで、映画版や「007は二度死ぬ」をまだ見ていない人には、どちらも強力プッシュします。
でも、今のうちに言っておきますけど、どっちも相当にヘンです

それにしても、タイガー田中とニンジャ軍団なんて、チョコレート工場から出てきてもおかしくなさそうだから不思議。

あ、そうだ。「ヴァン・ヘルシング」は007のQや秘密道具が好きな人にも楽しめそう。ってことも付け加えておきます。